2015年4月18日土曜日

住宅ローンが払えなくなる理由その3

住宅ローンが払えなくなる理由も第三弾のお話となりました。
今回は「意外とかかる住宅ローン以外のお金」というテーマでお話をしましょう。

家賃と同じ支払いで購入できるから・・・・・・という理由で不動産を購入してしまうと、思わぬ落とし穴に落ちてしまうかもしれません。

住宅ローン以外にもいろいろお金がかかるのです。

まず代表的なものが、固定資産税です。
一年間に十数万円かかることも珍しくないのです。

新築の不動産は一定期間減税措置がありますが、減税措置期間が経過してしまった事が原因でローンが払えなくなることもあります。

話は少しずれますが、同じような破綻例としては、住宅ローン減税措置が切れるタイミングも一気に負担増となるので、注意が必要です。

住宅ローン以外のお金に話を戻しましょう。
固定資産税の他にもお金がかかります。
「修繕費」です。

例えば、ウォシュレットは早ければ五年程度で壊れます。
同じ製品の生産がされていない場合、最悪トイレを丸ごと交換する羽目になり、十数万円の出費を覚悟する必要があります。

まだあります。
給湯器の寿命は十年から十五年程度です。

ウォシュレットは壊れても、用がたせればよいですが、給湯器はそうはいきません。
交換すれば二十万から三十万円必要になります。

一戸建ての場合、十年に一回程度で外壁の塗り直しもあり、百万円近くかかることも珍しくありません。賃貸であれば、これらの修繕費は大家負担ですが、マイホームは全て自己負担になります。

住宅を購入する。という事は、「自分で修繕計画を立てなければいけない。」という事なのです。
住宅ローンの返済金の他に、修繕費を積み立てすることができるのか?

お住まいをお買いになる前に検討していただくことをおすすめします。


現在お住まいをお持ちになっていて、住宅ローンのお支払いで困っているのなら
収入の回復が見込めない場合の解決方法
という記事がお役に立つと思います。

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